森の中のちいさなお店 すてきな”ギフト”みつかります


by lavvoronte

山椒の赤い実

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ど派手な山椒の赤い実は、平日の静かな軽井沢には、浮いていた。

お店番をしていると、ときどき背中から「ぴゅっ」と音がする。
豆のやつが相棒に話しを聞いてもらっている。

穏やかな月曜日。
そよそよと流れる風が見えるくらい、世の中が静まっている。
平和だ。
掌に平和がある。
平和をいま掴んでいると実感する。

ぴゅ、ぴゅ、ぴゅ
まだ豆は熱心に相棒に語りかけている。
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# by lavvoronte | 2006-09-25 13:34 | 軽井沢のようす

魅惑の窓

朝からひさしぶりに、気持ちのいいお天気できれいな青い空に包まれ目を覚ました。
私の部屋の窓からは空がよく見え、左から右へ月が移動する。
刻々と変わる空を見るのが好きで、夜もカーテンを閉めずに寝る。
月の明るい晩などは、その強い光に吸い寄せられ、わざわざふとんを剥いでまで、見入ってしまう。昨日もそんな晩だった。
その窓の真ん中には古い辛夷がいて、冬の、銀色の猫の毛のような芽吹きから、窓一面が真っ白になる5月の開花までは、とてもドラマティックになる。

今朝の明るさは強烈で、空は燃えているような強い青だった。
しばらく、ぼーっと横になっていると、その色が部屋の中まで入り込んで、宙に浮かんでいるようだった。
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# by lavvoronte | 2006-09-24 17:09 | 軽井沢のようす

ひみつ基地

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(写真がよくありませんが・・・)

昨年の春、お店の開店準備の中、隣町の木材屋さんに飛び込んだ。
前からレジカウンターを格好良くしたいと思っていたので、それに見合う材料があればと思って。

そこは、どこから入ればいいのか分からない、主の方がどこにいるのかも分からない、売ってくれるのかさえ分からない、ただの作業場のような所。
中からはそんな私にお構まいなしに、ラジオが演歌を流していた。

と、物音がして如何にも!って感じのおやじさんが現われた。
事情を説明して「こちらではお譲りいただけるのでしょうか」と尋ねると「気に入った人にしか売らないんだ」と言って、果たして私は合格した。
おやじさん、意外にも商売上手・・・。恐れ入りました。

そして、やっと手に入れて持ち帰り、一生懸命皮を剥き、根気の続く限り紙やすりをかけた、それには一週間も費やした。こんなことにこんなに時間をかけていいものか、自問自答しながらなんとか仕上げ、そして、設置した。それが一年目。

今年は、グレードアップして「電動紙やすり掛け機」を購入しさらに磨きこんだ。
そしてアンティーク家具を思わせる、落ち着いた色のステインを染み込ませると、表情は一変して、ものすごく高級感が増した。そんなカウンターがかわいくてかわいくて、しょっちゅう撫でてしまう。
お店に座り始めて、早六年。
いまやここは、私の基地となる。
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# by lavvoronte | 2006-09-22 16:34 | お店のようす

おいしい音

夏の忙しさを抜けて、
これからは私が軽井沢を楽しむ番。

                  
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すがすがしい空の下、SAPATOSのボサノバを
中軽井沢にある居心地のいいカフェShakerで聴いてきた。

                   
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          おいしい食事
          おししいワイン
          おいしい緑
             ♪
          そして、おいしい友達と過ごす極上のサウンド。

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あまりにも感動が多すぎて、伝えうる言葉がみあたらない・・・
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# by lavvoronte | 2006-09-20 14:55 | 軽井沢のようす

ひかりを纏う

夕暮れのブロンズがかった色彩の中へ、豆と散歩に出た。
今年の秋を感じ始めて、ひと月が経つ。
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秋の始まりを教えてくれたのは、野に咲く草花からだった。
ひと月たって届いた便りは、道端に転がる栗やどんぐり、にょきにょき生える
きのこ達からだった。
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秋はどんどん姿を変える。
そんな秋を追いながら散歩を終える頃、太陽は茜色に変化していた。
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その力強い光線は、今日の終演を華やかに告げていた。
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# by lavvoronte | 2006-09-19 17:32 | 軽井沢のようす

場所

夏の思いでを整理しよう。
と言っても、”夏”という印象がない。
夏という”時期”を過ごしただけ。
なんだか頭の中だけバタバタと気ぜわしく、これから季節がどこへ移っていくのかさえ覚束ない。今年の辛夷の花の記憶すら抜けていた。
今朝、辛夷の木から大きな葉っぱが落ちるのを見て、これから花が咲くのにどうしたんだろうと思ってしまった…。
私こそ、どうしたんだろう…。
これから秋だ、次は雪が降って冬なんだ。


とは言っても、私にも夏は通り過ぎた。
この夏に行った心に残る場所を思い返してみる。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

7月の終わりに、知り合いの別荘を見学に行った。
そこは御代田。
右手はブドウの木が生えていて土地は南に向かって穏やかに傾斜している。
畑と路の境界には石造りの低い塀が延びていて、視覚に受けるこの場所の立体的バランスや色調、乾いた空気感はなんだかフランスの田舎を想わせる。
 この路の来たところには雑木林があり、物が語れる雰囲気を持ったいい感じの小屋がある。私は「何々小屋」という建物に惹かれる癖がある。
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ここはいい。太陽の光は木の葉を通して優しく降ってくる。この石の塀に寝転がってサンドウィッチとかワインとかにお付き合いいただきながら、普段読まない分野の本を読んでみたい。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

一転して、苔むして湿った重たい空気感を漂わせるここは近くの別荘地。
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高く聳えた樅に阻まれて、日中でも太陽の光は威力を損なわれる。
ビロードのような優美な艶を放つ濃緑の厚い苔は、軽井沢の過ごしてきたその長い時間を物語る。
右手に見える木造の別荘は私よりも軽井沢を知っている。

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

わたしは場所に、何かを語りかけてくる人格を思わせるようなそれぞれの特有の気を感じる。
わたしには軽井沢の気が性に合う。
この陰鬱とした感じが心地よい。
冬の凍りついて深閑とした真っっ白な景色が好きだ。

そうだ、これからその冬が来る。
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# by lavvoronte | 2006-09-16 13:39 | 軽井沢のようす

天上の至福

久方の休日に、友人と”贅沢で至福極まりない”時間を過ごしてきた。
有り過ぎた収穫の一つとして、とあるカフェを挙げよう。
それは、山奥のさらに山を突き進んだ里の中に”生えて”いた。
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私たちはそこで、大人になってたくさん手に入った”自由”と”戸惑い”をゆっくりと丁寧に言葉を選びながら語り合った。
雨が降りすっごく寒かったけれど、テラスの席に腰を落ち着けた。
そこから見える里山の風景には、普段語れないこともなんでも聞いてくれる引き出してくれる、そういう優しさがあった。
私は友人と語りながらも、里山に向かい自分を確認していたのかもしれない。

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オーナーがたくさん貸してくれたブランケットを、ミノムシのようにぐるぐる巻きにしながら、じわじわと染み込んでくるその寒さの中にいた。
ブランケットから伝わる暖かさが愛おしかった。
オーナーによる手作りパンのオープンサンドもかなり愛おしかった…
              
山をおりてかわいらしい公共の温泉で芯まで冷えた体を温めた。
至れり尽くせり。
大人の超上級な休日の過ごし方だ。

まいったか!  か、 か、 かっ♪
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# by lavvoronte | 2006-09-15 12:02 | いってきました。

あおいクマ

あ 焦らず
お 怒らず
い 威張らず
く 腐らず
ま 負けず


だ、そうです。
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# by lavvoronte | 2006-09-13 00:36 | ぶつぶつ・・・