ピアソラとユニオンチャーチ
2019年 08月 28日
もうほぼ初秋。
やっと忙しい感じが落ち着きだすといろんなコンサートなどに気が惹かれ出す。
場所は
明治30年に設立されたユニオンチャーチ建立100周年は去年だった。
大空間を支えるトラス構造は
アメリカ人のウィリアム・メリル・ヴォーリズによる設計
日本人大工の小林さんがそれに応えた
ここでは叔父が挙式を挙げ、祖母の告別式をした。
暮れゆく室内に、市松柄に配置された窓が浮き彫りになる
歴史いっぱい、想い出一杯の場所で聞く
ノスタルジックなピアソラは情感が倍増された
*
バンドネオンとピアノの編成が基本のピアソラだが、
今回は
ピアノとヴァイオリンとチェロ、だった。
チェロのふくよかな音色、ヴァイオリンの奥行きある音色
二人をおおらかに受け入れる松村さんの人柄がにじむ美しいピアノ
聴き馴染んだピアソラがまた違って聴こえてきた
あっという間の二時間で、
アンコールを2曲も演奏して下さったのに
ずっと終わらないで欲しかった。
3人の意気がとても良かったのだ。
また聴きたい。
by lavvoronte
| 2019-08-28 12:43
| 軽井沢のようす