<長浜みづえ> 混乱
2010年 09月 17日
軽井沢らしい雑木林をバックに
黒色の木の家を、その門扉から見上げる
中から陶芸作家、長浜みづえさん が現れる
細くて、物腰が穏やかで、という印象は彼女自身のもの
作品に対する意志、責任、は
それに反して,、骨太い
アンティークにしかだせない風格を
既に放つ彼女の作品
それを生み出すための釉薬は
彼女が生み出した独自のもの
きつい階段を踏み上げて建物の中へ
木造らしい室内
さっぱりと整然と作品が飾られている
その一角に生活スペースが佇んでいる
しずかに、ひっそりと
そのほぼ正方形の部屋に、わたしはいたくショックを受けた
一段とさっぱりしたその部屋はキッチン&ダイニング
左手が厨房、その壁に
味の出た調理器具それぞれの居場所が与えられていた
正面の壁は厨房寄りに気の効いた窓を持ち
その窓の前にはフランスの雰囲気のする
真鍮製のアンティークらしきキッチンワゴンとフロアスタンド
そして、スツール
右角にはこの部屋と同じようにひっそりと
しずかに置かれている食器棚
その中身は全て長浜さんの作品だ
なんという迫力なんだろう
なんという贅沢なんだろう
最小限の家具、
その最小限に抑えている意志とセレクトに力強い品を感じる
そして、長い歴史を持ち本物を知っている貴族のような香りがした
ここはどこだ、いつだ?
この部屋の全てにわたしの日常が混乱させられる
こういう日常を持っている人もいるんだ…
8月半ば、すでに労働で消耗していたわたしに
一時のオアシスを与えた
黒色の木の家を、その門扉から見上げる
中から陶芸作家、長浜みづえさん が現れる
細くて、物腰が穏やかで、という印象は彼女自身のもの
作品に対する意志、責任、は
それに反して,、骨太い
アンティークにしかだせない風格を
既に放つ彼女の作品
それを生み出すための釉薬は
彼女が生み出した独自のもの
きつい階段を踏み上げて建物の中へ
木造らしい室内
さっぱりと整然と作品が飾られている
その一角に生活スペースが佇んでいる
しずかに、ひっそりと
そのほぼ正方形の部屋に、わたしはいたくショックを受けた
一段とさっぱりしたその部屋はキッチン&ダイニング
左手が厨房、その壁に
味の出た調理器具それぞれの居場所が与えられていた
正面の壁は厨房寄りに気の効いた窓を持ち
その窓の前にはフランスの雰囲気のする
真鍮製のアンティークらしきキッチンワゴンとフロアスタンド
そして、スツール
右角にはこの部屋と同じようにひっそりと
しずかに置かれている食器棚
その中身は全て長浜さんの作品だ
なんという迫力なんだろう
なんという贅沢なんだろう
最小限の家具、
その最小限に抑えている意志とセレクトに力強い品を感じる
そして、長い歴史を持ち本物を知っている貴族のような香りがした
ここはどこだ、いつだ?
この部屋の全てにわたしの日常が混乱させられる
こういう日常を持っている人もいるんだ…
8月半ば、すでに労働で消耗していたわたしに
一時のオアシスを与えた
by lavvoronte
| 2010-09-17 15:35
| 陶器もの