森の中のちいさなお店 すてきな”ギフト”みつかります


by lavvoronte
ぶっつけ本番で一度きりの人生において
「オーロラ」 と 「お相撲を枡席で」 と 「オペラ」 は
見てみたいなというのが今のところの目標です。
この日、その一つが実現します。
私はそれを経験して何を感じるのでしょう。

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オペラの演目はあの「マクベス」です。
有名ではありますが私が把握しているのはタイトルのみ。
貴重な体験を熟睡で終わりたくなかったので、
念入りに内容を予習して迎えました。
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過ごしてきた時間を感じさせる重厚な作りのオペラハウス。
舞台を囲む2階席はブースごとに仕切られ、
そこにはひじ掛けの無いダイニングチェアのような椅子が
ギュウギュウに置かれていました。
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さて、どんな演出で幕を明けるのでしょう。
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金襴緞子に飾られたドレスやジャケットを着て出てくるのだろう、
と「ベルサイユのバラ」の世界を想像しながら待ちました。

はたして演出者の世界観を理解するのには、しばし時間が必要でした。
幕の上って行く舞台には稲妻光る曇天の下にサッカーゴール
(サッカーゴール!?)
嵐の中一人の男が肩を大きく上下に動かし息を整えている
囚人服の様な地味な上下、髪は七三分けをソバージュに
予習では「戦果をあげたスコットランドの将軍にしてグラミスの領主マクベスは、
バンクォーと陣営に戻る途中、荒野で3人の魔女に出会う。」とありました。
暗天の下、肩で息をしているのはマクベスか
重たくて暗くて夢の中の様な不思議な世界
ときおり妖精の様な人物が人の感情を表しているのか
その場の空気を表しているのかコミカルな動きをして
より非現実感を象徴する
出てくる演者もみんな地味な色の上下に七三分けのソバージュ
それが提案性あるデザインのヨージ・ヤマモトのもののように感じられ
先ほどの妖精のコミカルさとも合わされ
こんがらがった紐が解けるようにするすると解けるように
予習したマクベスを手放し、前衛的で面白く思えていくのでした。
面白さに乗ってきたところで一幕が終わります。
一緒に来た友達と感想を話し合っていると、彼女も話は分からないが
コーラスやオーケストラの演奏がとても素晴らしいので聴き入っている
と言っていました。いろんな鑑賞の仕方があるのですね。
そうして、幕が閉じるまで体験したことのない世界観に身を任せました。

オペラの文化に親しんでいるこちらでは開演前は余裕を持って会場入りし
シャンパンなどを飲みながら時間を楽しむのがたしなみだそうです。
あら、優雅だわぁ。と楽しみたい気持ちは山々でしたが開演直前に飲んでしまったら
確実に熟睡コースです。アルコール許容量の少ない損な日本人。
少し残念な気分ですが目的はオペラです。アルコールを摂取しないでも十分に満喫します。
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何度かのカーテンコールも終わり
大きな拍手の残響を耳にかすかに残したまま
来たときとは確かに違う身体の重さを抱え一同外へ出る
この重さは演出者が私達に投げかけた舞台に託したある種の問いであろう

初めてのオペラは想像以上に初めてのショックに満ち
文化の厚みを思い知らされる音楽の成熟度
バルトの芯のある骨太な骨格を見たようだった
観る演目や演出によって感想は大いに異なったことだろうが
期待して迎えた初体験がここで良かったと深いため息で
23時に近い薄暮のバルトの空を覆うのだった
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# by lavvoronte | 2016-10-09 12:22 | いってきました。

地唄舞を楽しむ会

 古くは源流を御殿舞に辿る
 能の静的な舞をその要素に持ち、実に内面的な舞い方をする

彼女と出会って10年に近い
平成に生きながら万葉の感性を生きている彼女からみれば
私は遠く離れた宇宙人のように思えただろう

始まりはふらっと通りがかりにお店に寄ってくれる
軽井沢に休息を求めに来た若い移住者の一人だった。
次第に私は興味深く話をするようになるが
それは玉ねぎの皮を一枚ずつ、慎重に剥がすような
知識や感性を敏敏に研ぎ澄まし、
探るように語られる事を理解しようとする作業だった
しかし、未だに私には計れない感性(今生)を
彼女は自身の深い湖の底に内包して生きている

彼女が軽井沢を立って二夏が過ぎた先日
連日に渡りおしゃべりを楽しむ一時を持つことが出来た

以前から「地唄舞」に懸けてきた人生や生い立ちを聞かせてはもらっていた
始めは日本の伝統芸能のいろはだった
能や狂言や文楽や清元や、単語としては聞いたことはあるが
知っている事はその表面だけ、そんなことの背景や「何を」舞っているのか
そして地唄舞も初めて私に与えられた存在だったので
その成り立ちや日本舞踊とは何がどのように違うのかなど

 御殿舞だった地唄舞は宮中、殿上人など極限られた人のみが観ていたものです。
 それが江戸頃、京阪のお座敷の中で地唄を伴奏に
 人の苦しみや哀しみ、煩悩などを内に秘め静かに舞われ
 また、それをみる人もやはりお座敷を上げる事の出来る極限られた人たちでしたので、
 舞台芸術として一般の人がみられるようになったのは近年のこととなります。
 いずれにせよ、文化、知識人など通な人に好まれ発展してきたので、
 そのような文化人たちがいなくなりつつある昨今その行く末は言わずもがなです。
 能も武家に好まれ発展したのでやはり大衆化はしませんでした。
 一方、歌舞伎、文楽は町民にみてもらう中で発展してきました。
 それなので成り立ちの部分が大きく異なります。
 神楽などの民族芸能などは、村人たちの中で神に捧げるように残ってきたのだと思います。
 村人たちの神楽は里神楽と呼びます。
 ちなみに歌舞伎舞踊は「踊り」「踊る」
 能や地唄舞は「舞」「舞う」になります。
 舞楽も神楽も「舞う」といいます。

「古くは源流を御殿舞に辿る
 能の静的な舞をその要素に持ち、実に内面的な舞い方をする」

能や地唄舞は削いで削いで削ぎ落し果てにはほとんど動かない
動かない間が小さな動きを衝撃波のように響かせる
能においては面に穿たれた小さな覘き穴から見える
極僅かしか与えられない外界と対話しながら
息を殺し動を殺し神経を研ぎ澄まし舞う
あまりのことに、人生最後の舞となる事も事実存在するし
その覚悟で舞っていらっしゃると聞いた
知らなかった。
一つの舞に懸ける思いがこれほどまでとは。

今回私が感じたこと、
絵画にしろ映画にしろ踊りにしろあまたの芸術(表現)は
観る我々の抱えていた思い、消化できない感情など
自分と同じような感情をそこに見つけるから、
心奮わされ慰められ整理(消化吸収)され、涙する
それを感動と呼び、知らず知らずにそこに救いがあるからまた求めたくなるのだろう

人に見せる為の踊りではなかった地唄舞という芸は神にささげる舞だった
日々民を思い己をささげる神
それがだんだんに玄人にも乞われるようになり
神の前だけで舞うのではなくなってゆく
超絶した感性を抱える玄人達の思い
それらを消化させられるほどのものとは如何なるものか
それを舞えるほどとは如何なるものか

演目を演じ舞うのではなく
演目のままのその人生をただ、舞う
真実(事実)を見せられるから腹の底から唸る他ない


「地唄舞を楽しむ会」
 地唄舞 菊の露     俵 菜緒
 仕舞  海士ー玉の段ー 中村 政裕
 地唄舞 球取海女    俵 菜緒

平成28年11月12日(土)
栗田美術館山荘(足利)
午後2時30分開場 | 午後3時開演
チケット ¥5,000(税込)
tel 0284-41-2776

「森田拾史郎 写真展  能ーNoh-」
古典芸能をはじめとする、舞台写真家の第一人者
森田拾史郎氏の写真展。独自の視点で切り撮った
能の写真を中心に地唄舞の写真も展示
~平成28年11月下旬
<期間中イベント>
古典からみる日本の美、日本の心
日頃入口の少ない日本の古典・文化に
楽しいお話を交えながらふれて頂く集いです。
10月20日(木)19:00~
参加費 3,500円(珈琲とお菓子つき)
定員12名

はせがわ珈琲店(観光駐車場裏・足利)
0284-41-2776















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# by lavvoronte | 2016-10-02 16:34 | 日本の美意識
奇数月の第二火曜日、
異職の3人
Le vert オーナーシェフ、
Visconti + Compagno コーディネート&スーシェフ
La volonte クラフトショップオーナー
が力を合わせ、クラフトショップにレストランをオープンさせる
「サパ+ 2016」

9月13日ディナーの部をご紹介します。
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ふた月に一度、しかも平日。
地元が軽井沢の方でも、なかなかご都合を合わせる事が難しいイベントではございますが
情報を交換し合ったり、新しい知り合いが作れたり、
そんなことを美味しいお料理と共にどうぞお楽しみくださいませ。











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# by lavvoronte | 2016-09-21 13:37 | お店のようす
奇数月の第二火曜日、
クラフトショップにレストランがやってくる。
「サパ+ 2016」
秋の開催は9月13日に行われました。
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写真を撮るのが上手くなりました。敢えて、余計な文章を載せずにお伝えしてみました。


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# by lavvoronte | 2016-09-21 13:01 | お店のようす

玉紫陽花の咲く頃

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猫に起こされ朝5時前に目が覚めた。
すると間もなくスコールの様に軽やかな音を立てて勢いよく雨が降り出した。
お、これは起き出す頃は涼しくていいぞ。と思い再び目を閉じた。
現在正午。
陽が出たり陰ったり。
うちの周りは昨日よりも涼しく心地良い風が吹いている。






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# by lavvoronte | 2016-08-07 12:28 | 軽井沢のようす
長いと思ってたこの旅行も半分を過ぎてしまいました。
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4日目の今日のスケジュールは、19世紀初頭に建てられたマナーハウス(領主の館)にて最後のワークショップ。その後、ラトビアの首都リガへ入り人生初のオペラ鑑賞。
今日も盛り盛りのスケジュールです。

お城ホテルを後に、白樺の林を抜け、
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固まった身体をほぐし、
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運転手さんが道を間違え、
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軽井沢でも良く出会うような林を抜けるとそこが目的地の元マナーハウス。





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広い敷地の一角にその館は建ち、今は楽器製作者などを含めいろんな作家がそれぞれ一室にアトリエを構え、学校としても使われていたし奥には宿泊が出来るところもあるといった説明があったように思います。

ここでもパルヌ同様各アトリエをたずね、作り方等レクチャーをして頂きましたが、私は説明はいいから早く作りたいと「オアズケ」されている犬の心境でした。みんなはというと飾られている作品を熱心に見定め、館内が空っぽになってしまうのではないかと思われるほどの勢いでショッピング。あとで戦利品を披露して頂きましたが、みなさん見る目が確かです。良いお買い物をされていました。
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ハ、ハ、ハ、ハ、と舌を出し尻尾をちぎれんばかりに振ってお待ちかねのワークショップです。
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ここでも2つのコースから選びます。1つは編み物。1つはフェルト。私はここでもフェルトを選択。入ってきたときに見た気持ちの良い木陰の下のあずま屋で作業に入ります。レモン水が用意されていたりと端々までおもてなしが行き届いて最高です。
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鳥か小さな袋を作ります。私は鳥。
始めに硬めのエアパッキンで型を作り、
それを包むように下地となる原毛を巻き付けます。
ペットボトルのお湯を穴のあいている蓋から多すぎない量で振りかけます。
そして、いかにも質の良さそうな天然素材のオリーブ油石鹸をこすりつけ
程よく泡立て、原毛をフェルト状にすべくごしごしとこすります。
根気よくこの作業をしていると原毛が少し硬くなってきます。
様子を見て結構手荒に擦ります。
荒めに擦っても原毛がほつれなければ成功です。
次に柄となる色つきの原毛を巻きつけごしごし作業を繰り返すと出来上がり。

今回は時間内に仕上げる事が出来ました。
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# by lavvoronte | 2016-08-03 17:04 | いってきました。
なんてなんてなんて一日が濃いのでしょう。
そして日がなかなか暮れないものだから
日本にいるときの3倍は長く日中を過ごしているのにそれに気がつかずに過ごしている。
それなのに、朝は気持ちよく迎え疲れもない。
不思議だ。
太陽の明るさのせいなのだろうか。
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4日目の朝をお城で迎え、窓から外の池を眺めながらそんなことを考えていた。


昨夜、白夜の夕暮れの中を過酷なフォークダンスから解放されバスに乗り、着いたところはお城ホテル。ツアー1回目だった昨年はお城の部屋は予約が取れず、残念ながら離れに泊ったらしい。なので今年はリベンジ。同行してくれているジントラが頑張って頑張ってようやく部屋を確保してくれたという。なんともありがたいお部屋にて一夜を過ごしたのでした。
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貴重な朝、満喫すべく朝ごはんの前に敷地をゆっくり一回りした。
池にボートがつないである。ゆったり寝そべることのできる椅子が用意されていて、演出が最高だ。朝の気持ちのいい空気を吸いながら沢山写真を撮っているとみんなにちらほら出会う。

さっき歩いてきた庭に面したサンルームの様なダイニングで朝ごはんを食べる。外せなくなってきたカッテージチーズとサーモン。カフェオレは毎朝たっぷりいただく。今日もゆっくりと朝を過ごせるスケジュール。
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朝ごはんを済ませ、今度は館内を一回り。
(友人はスカイプで日本にいるお母さんにお城ホテルを実況生中継中。)
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隅々まで手入れの行き届いたお城。
満室の割には他の客とすれ違う事が無いに等しい。
静かでまるで貸し切っているようなこの占有感も人気のひとつだろう。

名残惜しいお城を後に次の目的地へと向かう時間となりました。
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# by lavvoronte | 2016-07-26 15:32 | いってきました。

WASARA

洗いものを気にせずに沢山の人をお招きするには
質に目をつぶって、しかたなく紙皿や紙コップで我慢。。。。
でも、このwasaraを使えば我慢する必要がありません。
こんなシーンをおしゃれに演出したいときに大活躍のwasaraです。

すでにお馴染の方も多いと思いますが、この夏より
ラ・ボロンテでもご紹介する事が出来るようになりました。
急にご入用になった場合駆け込んで下さい。
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# by lavvoronte | 2016-07-25 16:30 | お店のようす