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by lavvoronte

さだめ

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一昨年の四月の終わりのどしゃ降りの雨の中、犬の散歩中にゴミ置き場で私たちは出会いました。名前は「パンツ・パンクロウ」 ・・・・。甥が付けました。
パンクロウはとても愛嬌があって、すぐにうちの家族に溶け込みました。特にズズ(当時うちにいた犬。現在兄家に移籍)とは仲良しで、一つのゲージの中でべったりとくっついて寝ていました。しかし、別れは突然やってきました。うちにはアレルギー者がおり、猫は飼えないさだめでした。パンクロウとの別れは必然でしたが、どこかでこのままなし崩し的にずっと一緒にいられるのではないかと思っていたので、飼ってくださるという方が現われて、旅立って行ってしまった時は、想像していた以上に喪失感が襲ってきました。


ところが昨晩、夜遅くに外の階段を昇っていたら左目の端にすーっと、白い影が動きました。静かに振り向きじっと目を凝らすと、年のころは同い年くらい(私と)の、白と黒の猫が、緊張を走らせぴたっと動きを止めていました。

猫だ。

うちで飼えない猫だ。
うちでは飼えないのに「居候」されていたんだ。
……。
うちでは飼えないのに、居候は、されていた。
呼びかけてみたが寄ってくるはずもなく、足音もなく闇の中へ溶けていった。


自立してる猫なんて!
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by lavvoronte | 2006-08-27 16:11 | ぶつぶつ・・・