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by lavvoronte

バルトへの旅 4. ~タリン観光~  (一日目)  

5月31日(火) 
バルトでの初めての朝をコンチネンタルブレックファストで迎えました。
この美味しいこと。これからの旅に益々期待が膨らみます。
一番気に入ったのが、初めは見たこともないので敬遠していた
黄色いマヨネーズ上の様なものにマリネされていた魚です。
友人が「美味しい」と目を見張るのであらそうなの!?と再び皿を取り上げます。
魚はイワシか?ニシンか? やっぱりイワシかな。
マヨネーズ状のものはマスタードとマヨネーズ。
まあ、美味しいこと!
臭みもなく新鮮で。その後毎朝出ている限り食べていました。


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さて本日の予定は「日本語ガイドと共に、タリン旧市街観光」です。
ここで前乗りしていた愛らしい素敵なおばさま3人組が合流です。
お3人はこの旅が最後だからというのを謳い文句に
お3人の中の、このツアー2回目の参加というお一方のご意見を参考に
各地でオリジナルなアレンジが入ります。
この時は、旧市街の中のクラシカルなホテルに泊まられ、
前の日、1日この旧市街を探索されていたそうです。

朝9時にロビー集合。
朱色の和傘が良く似合うガイドのケルトさん。
広島大学に8年留学されていたそうです。
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この日も15人の乗客に対して60人乗りの大きなバスに乗り込みます。
ホテルからくるっと市内を回り旧市街地でバスを降りました。
そのバスの中でケルトさんに教えてもらったエストニアの概要の一部を記します。

エストニアの面積は九州とほぼ同じ大きさで、人口は京都市と同じ。
最先端のIT先進国で、テレビ電話のできるスカイプはエストニア生まれです。
一万年前から定住していて、独自の言葉を持っているというのはミラクルな事です。
1900年ころまでの750年間をあまたの国より占領され続けた歴史を持ちます。

初めに案内してくれたのは国会議事堂の裏手にある石灰岩で造られた塔
”のっぽのヘルマン”です。タリンの塔にはそれぞれ”のっぽのヘルマン”のように
ふとっちょのマルガリータ、など名前がついているそうです。愛され感が伝わります。

塔の上に掲げられているのはエストニアの国旗です。
青、黒、白
青は空と海、黒は大地、白は幸福を表します。
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手前のピンクのちぐはぐなお城が現国会議事堂です。
ロシア帝国女帝エカテリーナ2世が華やかなピンクがいいわ
といってお城をピンクに塗らせたため、ちぐはぐなんだそうです。
その国会議事堂の目の前にはロシア正教のアレクサンドル・ネフスキー大聖堂
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お前の行動はいつも見張っているぞと言わんばかりに
目の前で権力を誇示するかのようにそびえたっています。
そこからほど近くにあるのはエストニア人の教会
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エストニア人は飾り立てることを嫌います。
華やかさが好きなロシア人と真っ向から対立します。

エストニア人は、このちぐはぐなロシアの建物も壊さず共生するそうです。
暗い過去を忘れない為だとケルトさんは言いました。

ケルトさんはこうも語りました。
「エストニアはアメリカなど大国の様に強くなりたいとは思っていません。」
その後も言葉は続きましたが、私はこの言葉に深く胸を突かれました。
その後の七日間、私の中にはいつもこの言葉が在りました。



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by lavvoronte | 2016-06-20 16:15 | いってきました。