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by lavvoronte

徒然草 沖縄編 〜3〜

2015年 11月 20日 (2)

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小高い高みに立ったホテルの足元にはへばりつくように、リゾートを求めて来た客の求め通りの様相の地中海を思わせる出来たばかりの白塗りの商業施設がある。時間はまだ開店前。それではと海やトンボや空を眺めるが、丸腰の炎天下。頭が痛くなりそうだったので、いまだ満タンのお腹を黙らせイタリアンソーダと引き換えに日陰に腰を休める場所を得た。寒くもなく暑くもなく何の不都合も無いお天気。常にお天気のご機嫌を伺う人に厳しい軽井沢とは大違いだ。

ウップウップしながらイタリアンソーダを吸い海の青を眺め、開店までの時間を潰していると昨日のタクシーの運転手さんが言ったことを思い出した。「沖縄は子供の教育が難しい場所だ、リゾートを満喫している人を横目にでは子供もなかなか我慢の中に自分を置くのは難しい」と。同時に、朝、日照りの中休憩している工事の人を見て、そりゃこんなに暑くちゃサクサクは働けないよ。と思ったことも思い浮かべ、おおらかな南の人の構成をほんの一部を垣間見て勝手な解釈に押し込めてみた。
時間があると色んな事に思いが巡る。

そろそろお店が開きだした。ちょっと動き出してみよう。30近い店舗の間に階段やスペースを織り交ぜ軒が連ねられている。殆どが食べ物屋さんだ。満タンのお腹では散策のケリは早くついてしまった。この後沖縄に移住して十年の兄達との待ち合わせまで一時間半。我々は時間を持て余したのでもう一度部屋に戻りそれぞれ時間を潰す事にした。私は窓を開け風通しを良くし朝済ませた洗濯が乾くようにした後、道連れの本をソファーで読む事にした。 腰を下ろしさて、と思ったが蒸し暑い。おおそうだ、小ぶりながらも小洒落たガーデンチェアの置いてあるテラスで風にあたりながらにしよう、と計画を変えた。本は、主人公の師匠がフランクロイドライトに弟子入りをしていた関係でフランクロイドライトの生涯が時折差し込まれてくる。フランクロイドライトが雇い人に妻子を斧で殺され家まで焼かれたという衝撃の事実をにわかに受け止められずにいたところ、真正面に見える滑走路で新幹線並みに絶え間なく離発着する飛行機に集中が遮られた。
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よし、この様子もここに書き加えようと思ったところで兄から着いたとの電話が鳴った。
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by lavvoronte | 2015-12-10 17:55 | いってきました。